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統制陶器「岐463」唐獅子牡丹図 小さな湯のみ【戦時中】
昭和初期、戦時中に作られた小さな湯のみのご紹介です。
のびのびと宙を馳け廻る唐獅子と、可愛らしく咲いた牡丹の花がなんとも楽しげな雰囲気。
その明るいモチーフから、まだ人々の生活、はたまた心にゆとりがあった頃のやきものではないかと思われます。
片手にすっぽり収まる小さめの湯のみですから、しっぽり日本酒を飲むのにいかがでしょうか?
統制陶器は数年間と短い間に作られていた、まだまだ謎の多いやきものです。
当時の人々の暮らしは決して豊かなものではありませんでしたが、こうして長い時を経て大切に残されたものを愛でてみるのも一興ではないでしょうか。
直径7.5cm
高さ5cm
・ヒビ・欠け・ハゲなどなく美品です。
・製造時の黒点が数点見られます。
のびのびと宙を馳け廻る唐獅子と、可愛らしく咲いた牡丹の花がなんとも楽しげな雰囲気。
その明るいモチーフから、まだ人々の生活、はたまた心にゆとりがあった頃のやきものではないかと思われます。
片手にすっぽり収まる小さめの湯のみですから、しっぽり日本酒を飲むのにいかがでしょうか?
統制陶器は数年間と短い間に作られていた、まだまだ謎の多いやきものです。
当時の人々の暮らしは決して豊かなものではありませんでしたが、こうして長い時を経て大切に残されたものを愛でてみるのも一興ではないでしょうか。
直径7.5cm
高さ5cm
・ヒビ・欠け・ハゲなどなく美品です。
・製造時の黒点が数点見られます。

統制陶器について
統制陶器とは、太平洋戦争勃発直前から終戦直後までに生産された、政府によって製造に規制がかけられていた陶器類のことです。
昭和16年から20年頃までの、たった4年間という短い期間。
この時代の焼きものには全て、窯元を示す番号や裏印商標が付けられています。
これを統制番号といい、『生産者表示記号』『工場番号』『製造者記号』などとも呼ばれています。
食器類は、生産品目や生産量、生産地などが制限され、物資不足のために回収された鉄・銅製品に代わる陶磁器製の「代用品」も多く作られました。
統制陶器は当時を知る貴重な器として、多くの骨董ファンを魅了し続けています。
